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  • 第4日 6月12日平成20年第3回定例会

市民の方々の健康づくりの為、より多くの市民の方々に「健康」に対して関心を持っていただき、健康維持の為の行動をおこしていただける環境づくりをしていく必要性から、市内全域にウォーキングコース(ハイキング(街道))網を設置することを提案する。
又、ハイキングコース網設置は、各施策に有効と考えるが、当局の見解を求めます。

  • 伊丹ブランドの発信
  • 中心市街地の活性化
  • 団塊世代による新たな地域コミュニティの創設
  • 安心・安全な地域づくり

以下原文

議員 岩城敏之 
 議長より発言のお許しをいただきましたので、通告書に従いまして発言させていただきます。
 本年度、市長は、平成20年度はこれまでの「人づくり」から一歩先に進め、「明るく元気な地域づくり」に取り組むため、「健康」「地域が元気」をキーワードとして、各分野の事業を進めるとされました。そして「健康・安全・安心を支える地域医療や地域福祉の充実したまちづくり」を5つの重点施策の一つとして上げられ、その具体策の一つとして、健康づくりを支援するため、食育、特定健康診査及び妊婦健康診査助成事業を充実するとともに、食事や運動などによる健康指導を充実されると言われました。この特定健康診査、食事や運動による健康指導の充実は、本年4月より、「高齢者の医療の確保に関する法律」によって、国保、健康保険組合などの保険者が40歳以上74歳以下の被保険者、被扶養者に対して、糖尿病などの生活習慣病に着目した「特定健診」「特定保健指導」を行わなければならないと義務化されたことに対応してのものだと思います。
 本市における特定健診の国保対象者は、4月現在、約3万5000名であり、この対象者の方々に対し、成果重視型の本制度は、国保の場合、「特定健診」「特定保健指導」の施行率を、平成24年度に健診は保険者別に65%、保健指導は45%、平成27年には健診を80%、保健指導を60%にすることを求め、そして予備軍を含めたメタボリック症候群の目標減少率を平成24年に10%、平成27年には25%にすることを求めています。
 さらに、平成24年からは成果と連動するペナルティー制度を指導するとしており、メタボリック減少率などの目標非達成の保険者に対し、後期高齢者支援金へのペナルティーとして最大10%上乗せするとし、目標成果達成の場合は最大10%削減するとしています。本市国保の場合、本年度の支援金額をベースに1年間の支援金を算出すると約23億円程度になるわけですから、その10%、2億3000万の上乗せ、または削減となります。4億6000万の幅で後期高齢者支援金の負担額に対するペナルティーが推移することになるわけです。これは、財政面から考えましても非常に大きな問題であります。また、今後の世代別人口動向から推測しても、後期高齢者医療費の増加が予想されるわけでありますから、支援金額そのものも大きくなる可能性があり、したがって、そのペナルティーの幅も大きくなることが予想されるわけです。
 確かに制度に基づいた健診、保健指導も大切なことですが、最も大切なのは、国保対象者に限らず、そして世代を問わず、市民の方々すべてが健康に日々の生活を送れるよう、健康維持に努めていただける環境づくりを進めることこそが最も大切なことではないでしょうか。環境づくりとは、単に施設を建設したり、施設利用を推奨することではありません。多くの市民の方々に健康に関心を持っていただき、みずから健康維持のための行動を起こしていただける環境づくりをしていくことであります。
 そこで、世代を問わず、市民の方々すべてが健康に関心を持っていただき、みずから健康維持に努めていただける環境づくりとして、市内全域にウオーキングコース網づくりをしていくことをここに提案させていただきます。
 世代を問わず、多くの市民の方々に行動を起こしていただける行動とは、だれもができるものでなければなりません。そこで、だれもが簡単にできる健康方法の一つとして、ウオーキングが考えられるのではないでしょうか。ウオーキングは、典型的な有酸素運動とされ、肥満による高血圧、糖尿病、高脂血症などの生活習慣病防止、自律神経の機能改善、ストレス解消、足、腕、体幹の筋肉や骨量の増強など、さまざまな健康効果が期待できるとされています。多くの市民の方々に関心を持っていただき、みずから健康維持のための行動を起こしていただける環境づくりとして、ウオーキングができる環境づくりを検討する価値があると言えます。
 人は、歩きなさいと言われただけでは歩くことに関心を持ちません。歩くことに関心と目的を持てる環境をつくり出すことこそが環境づくりであると考えます。本来、道はどこにでもあるわけですから、人はいつでも歩けるわけです。しかしながら、人は、通勤するため、通学するため、健康のためといった目的がなければ、なかなか歩きません。特段の目的を持たない方々に、歩いてみようか、歩いてみたいという関心を持っていただける道をつくっていく必要があるのではないかと考えます。
 そして、単にウオーキングコース網をつくるというだけでなく、つくる過程で複数の施策を連携させ、仕組みづくりをすることによって、多くの市民の方々に関心を持っていただけるばかりか、ウオーキングコース網が他の施策の目的とする環境づくりにもなり得るのではないかと考えています。市民の方々に対してわかりやすいテーマを投げかけ、そのテーマに関連する複数の施策を組み合わせていくことによって、テーマに対する一つの流れをつくり出していく、ストーリー性が必要であると考えます。また、その流れをつくり出していくことによって、各施策ごとの効率性や幅も出てきて、市民の方々にも伝わりやすいものになるのではないでしょうか。
 現在、伊丹市においては、テーマとすべきものが各部局だけに割り当てられるテーマとされ、部局内の施策連携は見られるものの、部局を超えた施策連携は少ないのではないかと思っております。それぞれの施策が余りにも独立し過ぎて連携されていないことは、結局、テーマ自体も小さなものとなります。市民の方々に伝わりにくいものにもなりかねません。各施策との連携も考え、本提案をさせていただくことにいたします。
 現在、ウオーキングに関係するマップとして、伊丹アピールプラン推進協議会の広報PR部会、散策マップグループにより作成されている緑道コース、荒牧バラ園・昆陽池公園コース、昆陽池・御願塚コースの伊丹散策マップシリーズがあります。また、「伊丹時間紀行」においては、「美しい日本の歩きたくなるみち500選」の一つとして「伊丹・水と緑とバラの道」が紹介され、そのほか伊丹市全域文化財散歩マップ、伊丹郷町マップ、伊丹市中心市街地食べ歩きマップがあり、これらマップ以外に伊丹を紹介する冊子として、「いたみでみたい これ、なぁに?」(伊丹再発見ガイドブック)、「平成いたみ八景」などがあります。それぞれが特徴を持ってすばらしいもので、よくできております。しかしながら、先日、議員総会でも申し上げましたとおり、一度、どのような目的で、だれを対象に作成するのかを統一して、これらマップや冊子を整理、集約する必要があるのではないかと考えます。そして、その整理、集約するとき、ウオーキングコース網をハイキングコース網として考えて整理、集約できないかということであります。
 市長は常々、伊丹市は、いにしえからの歴史・文化、豊かな自然環境、空港、すぐれた市民力といったすばらしい地域資源を有し、これら地域資源を生かすことが伊丹のよさを引き出し、伊丹のよさを発揮し、まちの魅力を高め、全国にアピールできるとおっしゃっています。昨年度も重点施策の一つとして、「住みたい、訪れたいまち伊丹」を目指して、まちとしての個性を生かし、歴史や文化を背景とした市民が誇れる町並みづくりと市民の魅力を発信できるブランドづくりを進めるとされていました。
 アピールするとは、地域資源の存在を対外的に知ってもらう、関心を持ってもらうだけでは足りないと思います。アピールするものをだれに受け入れてもらうのか、受け入れてもらった上でどのような評価を期待するのかを検討した上で、アピールする相手を絞り込む必要があるのではないでしょうか。そして、ブランドは、ブランドアイデンティティー、ブランドイメージがあってこそ、ブランドとして存在できると思います。すなわち、アピールするものが他と異なった伊丹市独自のものであって、アピールした相手方にどのようなイメージを持ってもらうかを検討する必要があります。そこで、ウオーキングをハイキングとして、相手方を特定できないかということであります。
 ここで、伊丹市の地形的・配置的特性を考えるならば、伊丹市は、総面積25.09平方キロメートルと、兵庫県下で2番目に面積の小さな市であります。市内全域がほぼフラットな地形にあります。また、中心市街地である阪急伊丹駅、JR伊丹駅がほぼ市の中心部に位置し、中心市街地から半径3キロメートルの円内に市のほぼ80%がカバーされるという特性を持っています。ハイキングコースを6キロメートル、約1万歩から10キロメートル、約1万7000歩、時間にして2時間から3時間前後の範囲で設置すると考えた場合、伊丹市の面積からいって、市内全域にハイキングコース網をつくることは十分に可能であると思います。そして、市内全域がほぼフラットである地形は、今後、高齢化が進んでいく中で、今までのようなアップダウンを中心としたハイキングコースより、フラットなハイキングコースの需要が高まる可能性が高いことを考えれば、非常に有利な地形であると言えます。また、中心市街地が市内の中心部に位置するため、全方位的に等しい距離で目的地に行けるということになります。この地形的・配置的特性を利用しない手はありません。
 現在、日本のウオーキング人口は4000万人とも言われ、ハイキング人口も年々確実に増加しています。ここに健康というテーマを入れることで、その人口はさらにふえる可能性があります。アピールする相手方として、ハイカーは十分な人口を有している相手方と言えるのではないでしょうか。
 今申し上げました特性以外に、本市は、阪急神戸線、宝塚線、今津線、JR福知山線という電車網に取り囲まれ、そのフレームの中に本市が存在しているという特性があります。これらの各線の駅から直線1キロメートル以内で本市に入ってこられる駅として、阪急宝塚線の蛍池、山本、阪急神戸線の塚口、JR福知山線の中山寺、猪名寺といった5駅があります。直線2キロ以内で見ると、阪急宝塚線の石橋、豊中、岡町、中山、売布神社、阪急神戸線の武庫之荘、阪急今津線の仁川の7駅がさらにふえることとなります。計12の駅がハイキングコースの起点または終点となる可能性があるということになります。したがって、全方位的な駅から駅へのハイキングコース設置も十分に可能な状態にあります。
 例えば、先ほど申し上げました「美しい日本の歩きたくなるみち500選」の「伊丹・水と緑とバラの道」の場合、阪急山本駅、JR中山寺駅からスタートし、荒牧バラ公園、昆陽池、瑞ケ池公園を経由して、猪名野神社、そしてJR伊丹駅、阪急伊丹駅までのコースが約9キロメートル、所要時間2時間のコースです。伊丹近隣の各駅から伊丹市の中心市街地まで、これ以外のコースを設置していける可能性は十分にあるわけです。そして、基軸となるハイキングコースを例えばクモの巣状に連結させることによって、そのコース数はさらに増大させることができます。
 ハイキングという目的を持った人々にターゲットを絞り、時代の需要に合った多数のハイキングコースを供給することによって、伊丹の地域資源をアピールすることができる機会が増大してきます。ハイキングコース網自体が伊丹市のブランドとなることができないでしょうか。
 また、伊丹市は平成17年以来、景観行政団体となり、伊丹らしい美しい町並み景観の創造、保全に努めており、旧西国街道都市景観形成道路地区、多田街道都市景観形成道路地区、伊丹酒蔵通り都市景観形成道路地区といったハイキングコース網設置のための素材は数多くあります。そして、ハイキングコース網を充実させ、市民以外のハイカーの方々が市内を歩いていただくということになれば、ハイキングに関心のない市民の方々でも、歩くことに対して関心を持っていただけるきっかけになる可能性があります。
 中心市街地の活性化という観点から考え、ハイキングコース網を市内をめぐる動線と考えるならば、その起点、終点をどこにするかが大きなポイントとなってきます。私は、その起点、終点は中心市街地とすべきであると考えています。先ほども申し上げましたとおり、中心市街地から半径3キロメートルの円内に市内の約80%が入ってきます。中心市街地をスタートして中心市街地に戻ってくるコース、また、駅から駅へのコース設置で、その起点、終点を中心市街地とすれば、多くの方々に中心市街地に集まっていただけることとなります。同時に、中心市街地における回遊性を高める動線づくりをすれば、中心市街地に集まった多くの方々の滞留時間を長くすることができ、それに伴って中心市街地における消費が高まる可能性があります。ハイキングコースの起点、終点を中心市街地とすることによって、年間10万人以上の方々を中心市街地に誘導することは可能であり、ハイキングコース網の設置は中心市街地活性化にも役立つのではないでしょうか。
 そして、地域コミュニティーの創設という観点から考え、もしハイキングコース網を17地区社協全域につくることができるならば、ハイキングコースづくりをする作業を、地域特性を出すことを目標として、地域の方々とともに進めることができたならば、その作業はコミュニティー形成の5つの基本原理である総合性、我々のまちという意識、共生・共存性、共同作業、自発的発想という原理を十分に満たすものであり、地域コミュニティーの創設の可能性も出てきます。
 例えば地域の方々に街道名をつけていただくことによって、ハイキングコースづくりを伊丹の新たな街道づくりとできたならば、地域の方々、特に健康に対して関心度が高くなっている団塊世代の方々も含めて、街道づくりに対して関心を持っていただける機会をふやすことも可能となるのではないでしょうか。新たな街道づくりは地域参加の推進と地域間の連携をつくり出せる可能性があり、より市民の方々にも街道に愛着を持っていただける環境づくりができるのではないでしょうか。
 江戸の時代、街道沿いの治安は安定していました。人々が歩くということは、安全にも関係してきます。車による移動がメーンとなった現在、人々の目は短時間のうちに長い距離を移動することとなりました。いつも車で通っている道を歩いて、初めて道路沿いの変化に気づくことが多くあります。車が多く通っているからといって、多くの人々の目によって守られているとは限りません。逆に、現在、まちの中に死角がふえてきています。この死角を減らすことも必要です。その意味からも、多くの人々が外に出る、歩くという環境づくりは、安全という点から考えても大切だと思います。
 高齢化社会の一つの現象として、人々が外に出なくなる、人々が移動しなくなるという現象があります。現に30年ほど前に分譲された川西市の住宅地では、電車の乗降客数が毎年3%程度の割合で減少していました。高齢化の進んだまちを訪れたとき、昼間であるにもかかわらず人影を見ることがなく、小学生の男の子が一人歩いているのに出会いました。地域が元気であるかどうかは、それはそこを訪れた人が自然に感じ取るものかもしれません。
 ウオーキングコース網づくり、ハイキングコース網づくり、街道づくりと、いろいろと表現を変えて提案させていただきましたが、本提案は、決して簡単にできるとは思っておりません。地域によっては、多くの人々に家の近所を歩かれては困るという意見も当然に出てくるかもしれません。しかしながら、本市においては、申し上げた観点と同一の施策が既に幾つか実施もされておりますし、地域でもその兆しが出てきているところもあります。いま一度、個々の施策を連携させて一つの流れをつくり出し、わかりやすい言葉をもって、多くの市民の方々に健康に関心を持っていただき、みずから健康維持のための行動を起こしていただける環境づくりをすることは必要であり、しなければならないと考えていますので、本提案をさせていただきました。当局の見解をお聞かせください。
議員 岩城敏之 
 御答弁をいただきました。2回目の発言をさせていただきます。
 提案させていただきましたウオーキングコース網づくりについて、健康づくり、伊丹ブランドの発信、中心市街地の活性化、地域コミュニティー及び安全・安心な地域づくりのそれぞれの観点から御答弁いただきました。各施策に関係する部局で既に何らかの形でウオーキングに関係する事業があり、各部局とも各部局を超えて、今後、個々の施策を連携させる必要性があることを考えておられることがわかりました。今後、各部局で共通性や相乗効果を見出し、調整していく機能が発揮されることを期待しております。
 各施策に精通したそれぞれの部門部局が出してこられる施策は、それぞれが異なった意味合いを持った施策であったとしても、それを受け取るのは一つの同じ地域であり、一人の同じ市民なのです。地域や市民にとっては、同じようなものが幾つも重なり合い、提示されているかのようにしか思えず、時には負担にすら感じることがあります。また、施策実施の途中からは参加しにくい状況をつくり出してしまうこともあります。わかりやすいテーマづくりを出し、ストーリー性を持った施策展開が図られれば、地域や市民の方々にとって、施策を選択し、途中からも参加しやすくなる状況が出てくるのではないでしょうか。今後、わかりやすいテーマをつくり出し、ストーリー性を持った施策展開が図られることを期待しております。
 健康は、すべての市民が望んでいることであり、健康でないことを望む人はいないと思います。したがって、健康づくりは当然に行政が取り組まなければならないことであります。しかしながら、答弁でもありましたように、最終的には一人一人の市民の方々に自発的、自主的に取り組んでいただかなければならず、行政が直接的にできないものであります。であるわけですから、環境づくりが大切なわけです。
 行政のしなければならないことの位置づけを分類するとき、私見となってしまいますが、まず、行政がしなければならないこと、行政がしなくてもよいことを見きわめる必要があると思います。そして、行政がしなければならないことであっても、行政にできるものと、行政にできないものがあります。そして、行政にできるものであっても、行政だけにしかできないこと、行政以外でもできることに分類できるのではないでしょうか。そして、行政がしなければならないことではあるが、行政にできないこと、及び行政がしなければならないことで、行政にもできるが、行政以外でもできることに属するものについては、行政は今後、その環境づくりをしていくことが重要な仕事であると考えております。私的分類で言うならば、今回の各観点のうち、伊丹ブランドの発信以外は環境づくりの施策に含まれるものと考えています。
 今後、行政の仕事として環境づくりは今まで以上に重要な行政の仕事になりますので、本提案をさせていただきました。そして、環境づくりはきっかけづくり、どんな関心から始まっても、それが結果的に健康づくりに結びつけばよいわけです。どんな角度からでも、いつからでも始められる、そんな環境づくりには、環境の中にいろいろな要素を含まなければいけません。したがって、複数の施策が連携し、いろいろな要素を含ませることが必要だという考えで、本提案をさせていただきました。
 最後に、多くの市民の方々に健康に関心を持っていただき、みずから健康維持のための行動を起こしていただける環境づくりは、財政にも直接影響してきます。また、複数の施策の連携が財政の削減にも寄与できるものと思っています。本市は、行財政運営改善計画を進めております。財政の削減を検討するとき、個別の計画ごとに削ると考えるのではなく、個々の施策の重なり合っている部分を削り取って財政を削減していく。そして財政の確保を考える。そして最後に個々の職員の方々の給与等の削減を考える。そのような手続で考えていく必要があるのではないでしょうか。特別な施策でなく、当たり前の社会に持ってくる環境づくり。今後さらなる検討をいただくことを要望いたしまして、私の提案を終わらせていただきます。
以上

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